2011-05-29

ディーサンヨガ 神戸ワークショップ @Kobeyoga

昨年の9月以来、久しぶりに神戸のコベヨガスタジオへ。
40人近い方が、「ヒップ・オープン」と、ディーサンヨガ独自の練習法「ローテーション」の
両方のクラスに参加してくださいました。おなじみの顔もちらほら。


スダカー・ディーナン先生のヒップオープンは、はっきり言って痛いです。
でも一連の動きと痛みに耐えた後は、まるで下半身に清涼剤を注入されたようにスッキリします。
 

マスター・スダカーは、この日も面白い逸話を紹介してくれました。

『あるところに、三人の友だちがいた。
名前は、「トラブル (Trouble)」、「マナー (Manner)」、「言葉に気をつけろ (Mind your words)」。
三人は、いつも一緒に遊んでいたが、ある日はぐれてしまった。
「マナー」は「トラブル」を探し、「言葉に気をつけろ」は「マナー」を探し、
「トラブル」「言葉に気をつけろ」を探す。
やがて「マナー」「言葉に気をつけろ」は互いを見つけたが、「トラブル」は見つからない。
そこで二人は、交番へ向かった。
「言葉に気をつけろ」が、「マナー」を外に待たせて交番に入ると、
警官に名前を聞かれたので、「言葉に気をつけろ」と答えた。
すると警官が怒って、マナーはあるのか!と怒鳴ってきたので、
「マナー」は、ここにはいない、と答えると、警官はますます怒って、
おまえはトラブルを探しに来たのか!と怒鳴る。
「言葉に気をつけろ」は、そうだ、と答えた。』

三人それぞれ、間違ったことはしていないけれど、かみあっていない、という話。
これは、ヨガにも通じることで、ひざ、ハムストリング、腰が、それぞれの働きをきちんとすれば、
正しい練習ができるけれど、かみ合わないとケガにつながる、と、マスターは言いました。
皆さん、ほう、と言いながら、うなずいていました。

いよいよヒップオープンの練習。
いきなり股関節をぐりぐりと……。


痛いけど、笑っちゃうんですよね(笑)
 

前屈が深まって、マスターのVサイン
パートナーワークで練習します。


これってめちゃくちゃ痛いんだけれど、ノブさん、さすが冷静です。
 

 



股関節を開くと、感情が出やすくなるそうで、すごい雄叫びが、あちこちから。
痛いけれど、みんなけっこう楽しそうでした。




あっという間に、午前のワークショップが終了。
コベヨガのディレクター、ノブさんのおすすめのラーメン屋へ。塩味のラーメン、おいしかったです。
こんなに食べたらデモができないわ、と、円さんも満腹のご様子。

午後のワークショップが始まりました。
痛い思いをしたにもかかわらず、幸い逃げ出す人は一人もいません(笑)

午前中は、パートナーワークで股関節周りのストレッチを行ったけれど、パートナーや壁を
使って練習するのは、その動きの感覚を味わうためであって、本来は自分のマットの上で、
自分一人で練習する方が望ましいと、マスターは言います。

そこで、午前中に練習した動きと同じ効果が得られるセルフ・プラクティスの練習に入ります。



やっぱり痛いです。自分でやると手加減してしまいそうだけど、 地道に練習すれば必ず効果が
出るそうなので、がんばろう。


そして、正座のローテーションと、ウシュトラーサナ(キャメル/ラクダのポーズ)の
ローテーションの練習もしました。

ローテーションとは、体をローテート(回転)させることで、体に72,000本あるといわれるナディ
(プラーナの通り道)の詰まりを取り除いていくディーサンヨガ独自の練習法です。
上半身、胴体、腰背部のアーチを正して深めていき、柔軟性もアップします。



  

 

計6時間のワークショップでしたが、今回もあっという間に終わりました。
いつも温かく迎えてくださる神戸の皆さん、コベヨガのディレクター、ノブさん、ありがとうございました。



その他の写真は、Facebook ディーサンヨガ ジャパンにて!

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