2011-09-20

ジェイソン・クランデル 東京ワークショップ2011 その2 - Jason Crandell Weekend Workshops in Tokyo, Part 2

東京ウィークエンド・ワークショップの2日目。
一ヶ月にわたったジェイソンの滞在も、いよいよ今日のレッスンで終わりです。

ジェイソンと朝7:00にホテルのロビーで待ち合わせて、代官山のYogaJayaに向かいました。
東京は福岡よりも湿度が高くて、一気に汗だくになったけれど、お世話になっている
ヨガジャヤのさとこさんが、さわやかな笑顔で迎えてくれました。

この日7:30からのクラスは、「自分のエッジと向き合う - Finding Ease at Your Edge」
まずはゆっくりと呼吸をしながら、体をひらいていきました。


そして徐々にフローに入り、体が温まってきたら、アームバランス、バッグベンド、
ハヌマンアーサナ(前後開脚)、そしてロータスへ。
ジェイソンは、可動域よりも、動きの質について繰り返し言及していました。


「いま、ハムストリングに強烈な感覚があると思うけれど、それ以外の場所にも意識を
向けてみよう。姿勢は? 足先は? 呼吸は?
僕たちは、ハヌマンアーサナやロータスを練習しているのではなく、心身のすみずみまで
均等に意識を向ける練習のために、ハヌマンアーサナやロータスを行っているんだ」


3時間たっぷり、自分の心身に意識を向けることができました。
朝早くから参加してくださった皆さま、ヨガジャヤのさとこさん、
ありがとうございました ♪

さて、残りあと1レッスン。
その前に、まだまだスケジュールが目白押しです。

通訳の香苗さんと一緒に代官山でランチをした後は、渋谷でHelloyoga.com代表の
Dylanのスタジオで、インタビューが行われました!
(このインタビューは後日、HelloYoga.comのサイトで日本語訳付きでみられます!)


30分にわたるインタビュー収録を終えて、次はTOKYOYOGAの青山スタジオへ!

こちらもキャンセル待ちの満員御礼となりました。
「サイドベンド、ツイスト、前屈と、背骨の解放」のレッスンです。


TYGさんの標本を使いながら、背骨の説明。
ジェイソンは、すかさず、この骸骨は歯が2本抜けている、と指摘していました。

このとき、ひそかに福岡のハチオのことを思い出してました。
同じスケルトンでも微妙に顔が違うものなのね。
ハチオの方がもう少し笑ってたよね、と、後でジェイソンも言ってました、笑。


背骨というと、背中側だけに意識が向きがち。
でも骸骨のお腹側から見てわかるとおり、背骨の前部もあるんですよね。
背骨をねじるときには前部をねじる意識も必要、という説明に、あらためて納得。


いま背中のどの部分がひらかれているのかを意識をしながら、ゆったりしたフローで、
背中をひろげ、ねじって、背筋の根深い緊張をといていきました。
本当に気持ちよかった!
レッスンの後、インストラクターの方も含めて、多くの方が、
「すごく新しかった!」とか「たくさんのことに気づいた」と言ってくださって、
うれしかったです。



去年に引き続き参加してくださった皆さん、再会できてうれしかったです。
そして、新しく来てくださった皆さまも、ありがとうございました。
また来年も、多くの方とお会いできますように!

☆ ☆ ☆ ☆

今年もたくさんの方にジェイソンのヨガを体験してもらうことができました。
たくさんの新しい出会いと、再会に心から感謝しています。

そして私も、8月中旬からほぼ一ヶ月、朝昼晩とほとんど一緒に過ごしてきた
ジェイソンと、今日でしばしのお別れ。
さびしいと同時に、やりきった充足感もありました。

レッスンに没頭して、いろいろなことを考えるきっかけをたくさんもらえて、
ここ何年か忙しく走り続けてきた私にとっては、きちんと自分の心身に向き合うことが
できた貴重な時間となりました。

ジェイソンと美味しい物を食べて(そして太って)、いっぱいディスカッションをして、
デパ地下でやたらと試食をして、観光に出かけながらも毎回途中でマッサージに
変更したこと、などなどハッピーな思い出もいっぱい。

この一ヶ月で得た、すばらしい出会いや経験を大切に育てながら、
これからも、楽しいことをたくさんの人と分かちあえますように♪

WSのその他の写真は、こちらでご覧いただけます!

ジェイソン・クランデル 東京ワークショップ2011 その1 - Jason Crandell Weekend Workshops in Tokyo, Part 1

午前中の神戸でのワークショップ後は、いそいで新幹線へ。
飛行機よりも新幹線好きなジェイソンは、富士山が見えるかな、とワクワク。
(この日は残念ながら見られなかった)
お弁当を食べて、また抹茶アイスをたべて、ついに東京に到着!

東京駅では、ハイテクなコインロッカーに驚きながらも、TTのメンバーから
もらったスケボーと荷物を押し込んで、Studio+Lotus8に向かいました。


たくさんの生徒さんが笑顔で迎えてくれました。スタジオはぎゅうぎゅうでした。
通訳は、昨年も福岡TTでもお世話になった、おなじみの香苗さん。

この日は「癒しの呼吸 - The Healing Breath」のレッスンでした。
今年の香港や全米のヨガカンファレンスでも行われて大好評だったクラスの一つです。

スタジオに向かう前に、レッスン中に説明で使うペットボトルは用意した?と
ジェイソンに確認したら、お腹を抱えて笑われました。
ペットボトルって和製英語だったのね(恥)
おまけに、レッスン中にもそのことを暴露されてしまった。


「呼吸をコントロールする、と言う人がいるけれど、何時間も息を止めていられる
人はいるかい? 呼吸をコントロールすることなんて誰もできないんだ。
でも意識を向けることはできるよね」

横隔膜の動きと、肋骨の広がりを感じながら、呼吸に意識を向ける練習をします。

ジェイソンは、ペットボトルを体にみたてて、ねじったり、アップドッグの形に
しながら、そういう状態での呼吸がどうなるかを、わかりやすく説明してくれました。


そして、呼吸に意識を向けながら、気持ちよいフローに入っていきました。
長旅の疲れがふわーっと抜けていって、まさに「癒しの呼吸」で自己ヒーリング
できました。


デモをしてくださった辻本さんの深いサイドベンド!
ジェイソンは「このポーズで撮影することがあったら、君の写真に僕の顔を貼付け
させてもらうからね」(笑)

いつもお世話になっているロータスエイトの佐藤さんも参加してくださって、
「ジェイソンいいっ!」と一言。
そう言ってもらえると、本当にうれしい♪

昨年のYogaAidで通訳もしてくれたMayaちゃん

去年に続いて来てくださったたくさんの皆さん、初めて来てくださった皆さまも、
ありがとうございました!
皆さんの笑顔に、ジェイソンも癒されてました。

そして、この後は、ジェイソンとアンドレアにとって、初めての新丸ビルへ。
私にとっても、普段は会社用の服を着て歩く場所なので、ヨガパンツで行くのは初めて。

教えた後のジェイソンは、いつもお腹がすいてて、心ここにあらずなので、
急いで「酢重ダイニング」へ行って、ゆず酒と生ジョッキで「オツカレーッス!」
おいしいご飯、お豆腐、魚、野菜、みそ汁など、たっぷり食べました。
ジェイソンも、ようやく帰るときになって「ナイスビルディング」と言える余裕が、笑。

1ヶ月にわたった滞在も、いよいよあと1日のワークショップで終わりです。

その他の写真は、こちらでご覧いただけます!

2011-09-19

ジェイソン・クランデル 神戸ワークショップ2011 - Jason Crandell Yoga Workshop in Kobe

前日の昼は福岡にいて、夜は広島、そして、この日の朝は神戸でのワークショップ。
朝起きたとき、全国ツアーをする歌手っていつもこんな感じで回っているのだろうか、と
思わず考えてしまった。


この日は、昨年5月にもお世話になったコベヨガさんで、コア(体幹)を鍛える
レッスンでした。朝早めのワークショップにもかかわらず、たくさんの方が来て
くださいました。

通訳は昨年も、今年の福岡TTでもお世話になったChihoさん。
一週間ぶりの再会で、うれしかった〜。


このコアのレッスンは好きなレッスンの一つだけれど……朝はさすがにきつい。
まずブロックを使って、体幹への意識を高めながら、腹筋を鍛えていきます。


前腕プランクで、さらに鍛えていきます。

お腹がぷるぷる……つらい。
でもフローに入ると、いつもよりもしっかりとグラウンディングできるのです。
ハーフムーンのポーズでも、皆さんどっしり安定していました!

そして、仰向けの状態で行うアームバランスのポーズ。
バカアーサナとか、アシュタヴァクラアーサナとか……これも意外ときついけれど、
けっこう楽しいのです。
汗をたっぷりかいて、あっという間の2時間半が終わりました。

コベヨガのノブさんは、バリで修行中でご不在だったので、インストラクターの
まゆみさんには、またまたお世話になりました!

来てくださった皆さんの中には、おなじみの顔も。
関西のヨガシスターズ、Kyoko & Namieちゃん
通訳のChihoちゃん、いつもありがとう!

朝早くから、皆さまありがとうございました! またお会いできますように。

ジェイソンも、次は神戸でゆっくりペストリーとか食べたいよ、と言っていました。
私も今度こそは、フロインドリーブとか、のんびり行きたいな。

新幹線のホームでも脚のストレッチ
この後は、東京での夕方のワークショップのために、大あわてで新神戸駅へ!

その他のWSでの写真は、こちらでご覧いただけます。

2011-09-18

ジェイソン・クランデル 広島ワークショップ2011 - Jason Crandell Yoga Workshop in Hiroshima

福岡でのティーチャー・トレーニングの後、広島、神戸、東京と、いよいよ日本列島を
横断する旅が始まりました。

9/9の昼に博多を出て、夜のワークショップのために、初めての地、広島へ。
まずは原爆ドームに向かいました。

千羽鶴を前にして、静かにお祈りをしました。

それから、ボランティアでガイドをしている被爆者二世の方が、おいしいお好み焼き屋
さんまで案内してくれました!
 ジェイソンも今まで食べた中で一番おいしいと大満足。

そしてシャンティヨガの根石裕美さんと待ち合わせでVegan Cafeへ。
準備のために裕美さんとは何十通ものメールをやり取りしていたけれど、想像通り
とってもチャーミングな方!
シャンティヨガのスタジオも素敵でした。
ワークショップは、カフェから歩いて5分のところにあるペンシルヨガスタジオで
行われました。

初めての広島で、何人ぐらいの方が参加してくださるかなあ、と思っていたけれど、
裕美さん、シャンティヨガのスタッフの皆さん、広島の熱い男ヨッキーさんの口コミの
おかげでキャンセル待ちとなり、満員御礼! 
ありがとうございました。

実は、広島では通訳も担当することになったので、内心どきどき。
始まる前のみなさんの期待いっぱいの顔を見て、とにかくジェイソンのレッスンを
楽しんでもらわなくちゃと腹をくくりました。
(何度もかんじゃってごめんなさい)

この日は、肩を開いて強化するショルダー・オープンのワークショップでした。
ジェイソンの知的で洗練されたフローを実感できるレッスンの一つです。

ヨガで行う肩の4つの動きを確認しながら、少しずつ肩をほぐしていきます。
独自のフローを通じて、 両腕で上から何かを引き下ろすような動きを入れて、
肩まわりを収縮させたり、ひじを曲げて左右にひらく動きをくり返し行いながら、
着実に肩に空間と安定性を生み出していきます。

少し照明を落としたスタジオで、伸びやかな呼吸音が響いていました。
私は通訳でいっぱいいっぱいだったので、写真は裕美さんと、シャンティヨガでも
教えているYuko Kaiさんにお借りしました!(ありがとうございます♪)

レッスン後は、「肩を意識する練習を続けたい」とか「肩が軽くなった」
「肩の使い方がわかった」と皆さんが言ってくださって、とってもうれしかった。


裕美さん、Yukoさん、シャンティヨガのスタッフの皆さん、そして参加してくださった
皆さん、温かく迎えてくださって、本当にありがとうございました。

ジェイソンも、次はもっと広島でのんびりしたい、と言っていました。
またお会いできますように!
 
そしてジェイソンと奥さんのアンドレアと私は、翌朝9時からのワークショップのために、最終の新幹線で神戸へ!
途中で私のサンダルが壊れ、この旅の激しさを身にしみて感じたのでした、笑。
神戸行きの新幹線みずほは、なんだか重役の椅子みたい。
もちろん、新幹線では抹茶アイスを食べました。

楽しい福岡 with ジェイソン・クランデル 〜 おいしいもの編

会った方はご存知の通り、ジェイソン・クランデルは食いしん坊です、笑。
一緒にいると、確実に太ります。
太った、とジェイソンに訴えると、実際に食べたのはサチコだ、と言われるけれど、
(そのとおりだけど)今日は遠慮しておく、などと言うと、すごくがっかりした顔を
するので、つい食べてしまうのです。

それにしても、福岡は本当に美味しいものがいっぱい。
まずは博多ラーメンの「秀ちゃん」。2週間のうちに3回行きました。


チケットも一人で買えるようになりました。
この店でジェイソンが覚えた日本語は「バリカタ」「カタ」「オイシイブー」
そして「生ジョッキ」。TTのレッスン中にも、バリカタを連発していたっけ。

福岡ラーメンのもう一軒のお気に入りは、おなじみの「一蘭」。
ジェイソンも奥さんのアンドレアも、内装から、注文の仕方まで「Cool!」を連発。
パクってサンフランシスコで店を開こうか、などとヨガティーチャーらしからぬ発言も。


そして、川端商店街のつけ麺(名前は忘れました)。つけ汁の温度を保つための
個々のIHプレートにも感心。


おなじく川端商店街で、ランチで4回ほど行った「ちょんまげそば」屋。
ご主人ともすっかり顔なじみになりました。
私が頼む蕎麦&抹茶プリンセットではおなかがいっぱいにならないので、ジェイソンは
蕎麦&ご飯セットを頼むものの、私の抹茶プリンが気になって仕方ない様子。
結局、いつもおすそ分けしてました。


そして、TTのみんなと行った水炊き鍋。お店のおかみさんが取り仕切って
鍋を作りあげていくプロセスに興味津々でした。スープが本当においしかった!


そして鉄鍋餃子と生ジョッキ! 8個ぐらいペロリと食べてしまった。

胃が疲れてるときは和食がいい、と私以上に日本人っぽいことを言うジェイソン。
TTのスタジオがあった「イニミニマニモ」の地下の和食屋には3回行きました。


そしてリアンの山岡さんに連れて行っていただいた、素敵なせいろ蒸しのお店「華蓮」。
野菜もおいしくてびっくり。そして山岡さんの子どもたちのヨガポーズにもびっくり。
さすがです。



TTメンバーのたかちゃんが作ってくれたプリンも絶品でした。
なんとアールグレイソースつき!


さらにサンマルクの「チョコクロ」。
太宰府では「梅が枝餅」。
午後の休憩時間に、ほとんど毎日食べていた、パイナップル。

そして忘れちゃいけないのが、今回の来日での大ヒット、抹茶フロート。
TTの第1週目から連日食べるので、ジェイソンの体型を案じて、週に3回までとルールを
作ったところ、「今週はあと2回食べられる」などと忠実に守ってました。
でもレッスン中も「抹茶フロート」を連発するので、しまいにはTTの生徒さんたちも
気になって食べはじめる始末。やれやれ、笑。




今回は屋台ラーメンに行けなかったので、来年こそは!
今から楽しみです。